トヨタ博物館 初代クラウン同乗試乗・走行会 実施結果



2025年7月27日(日)に年間パスポート トはくらぶ会員様限定イベントの「初代クラウン同乗試乗・走行会」を開催いたしました。ご試乗くださった皆様、ご観覧くださった皆様、ありがとうございました。ご試乗が叶わなかった皆様、ご希望に添えず申し訳ございませんでした。
真夏の屋外イベントだった為、暑熱対策として、冷風機も用意しましたが、電源はエスティマハイブリッドとMIRAIから供給し、クルマの進化を対比できる瞬間でもありました。(※写真参照)
さて当館では、多くの車両をいつでも走らせられる状態に整備して収蔵しており、これを“動態保存”と呼んでいます。今回は、初代トヨペットクラウンRS型の他にトヨペットクラウンRSD型(豪州ラリーレプリカ)とトヨペットマスターRR型も用意し、走行させました。
静止状態では分からない車の魅力も感じていただけたでしょうか?
今回のイベントは開催中の「クラウン70周年記念展」にちなんで実施しましたが、走行した初代クラウンは、当時、多くのメーカーが海外メーカーとの技術提携を結び、外国車の国内組み立てを通じて技術力を向上させていた中で、開発・生産すべてを独力で進めて誕生させた車両です。
皆様、楽しみにしてお越しくださり、走行中、ほとんどの方が動画を撮りながら乗車されました。また乗車後は撮影会も実施し、記念になったとお声もいただきました。我々スタッフ一同も開催してよかったと感じる時間で、このような活動を通して、クルマの進化やクルマのワクドキをお伝えできるイベントにもなれば幸いです。
参加された方からは、
「助手席に乗れて、最高でした」
「自分だけの撮影タイムがあることが魅力的だった」
「70年前の車に乗れるなんて、もうこの先一生ないでしょう♪」
とのお声をいただきました。
これからも、世界のクルマの進化と文化をたどる博物館を目指して活動して参ります。
今回走行したクラウンを特集した「クラウン70周年記念展」は8月3日(日)まで開催中です。ぜひお越しください。