テールフィンとは何だったのか
自動車の後部を飾る、飛行機やロケットの尾翼のような意匠──
「テールフィン」は、"アメリカ車らしいアメリカ車"として私たちが真っ先に思い浮かべる要素のひとつではないでしょうか。
1948年発売のキャデラックを皮切りに流行が始まった「テールフィン」は、その後約10年間にわたって世界中を魅了しました。
本展では「テールフィン」を持つ1950年代のアメリカ車を中心に展示を構成し、
「テールフィン」の歴史や、同時代のアメリカ文化・社会を見つめなおします。
困難の時代のあとに花開き、1950年代を走り抜けた「テールフィン」。
その軌跡をたどることは、先の見えない時代にいる私たちに何かを示唆してくれるかもしれません。
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ナッシュ メトロポリタン コンバーチブル Nash Metropolitan Convertible (1954)
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フォード フェアレーン サンライナー Ford Fairlane Sunliner (1956)
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エドセル サイテーション コンバーチブル Edsel Citation Convertible (1958)
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シボレー インパラ コンバーチブル Chevrolet Impala Convertible (1959)
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ランブラー アメリカン スーパー Rambler American Super (1958)
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キャデラック 62 コンバーチブル Cadillac 62 Convertible (1959)
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トヨペット クラウン RS-L型 Toyopet Crown Model RS-L (1958)
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コニー グッピー スポーツ AF8型 Cony Guppy Sports Model AF8 (1962)
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メルセデス ベンツ 300d W189型 Mercedes-Benz 300d Model W189 (1961)
※車両は予告なく変更になる場合がございます。