トヨタ博物館富士モータースポーツミュージアム期間:2025年8月19日(火)~2026年2月6日(金) このトヨタ・セリカは、人気車種ラインナップ補充の一環による新規収蔵車として2025年初めに入手し、バックヤードで保管していたが、ボディの凹みや塗装面の劣化が進行していた。現在もスポーティモデルとして人気の“セリカ”の将来的な歴代車両収蔵の拡充と動態保存の取り組みを強化するため、修復作業に着手したので報告する。<車両基本情報>• 車名:トヨタ セリカ• グレード:SS-Ⅱ• 型式:ZZT231• 初度登録:1999年(平成11年)• エンジン:2ZZ-GE(1.8L 直列4気筒DOHC)• 駆動方式・変速機:FF・6M/T• 入手年:2025年3月• 入手形態:中古車購入• 走行距離(入手時):約63,000km【7代目セリカの位置付け】 1999年9月に発売された7代目セリカ(ZZT23系)は、従来の「スペシャリティカー」路線から一新した「ライトな新感覚GT」を掲げた。前輪駆動専用設計による大幅な軽量化を達成し、高速走行安定性や運動性能を向上させると共に、シャープなノーズ、流麗なクーペフォルムや引き締まったフロント周りで若々しい印象を与えるデザインとした。パワートレインは高回転型・高出力志向の1.8リッターエンジンを設定し、クラスを超えるパワーウェイトレシオを狙った仕様が特徴。FFライトウェイトスポーツとして手ごろな価格と扱いやすさを両立させ、20代前半~30代前半の若年層や「気軽に楽しめるスポーツクーペ」を求める層を対象とした。 1970年12月に初代が誕生以来、2006年4月に、この7代目をもって「セリカ」は生産終了となった。 入手時の状態調査• 外観塗装劣化、小傷・凹み・腐食の有無、樹脂パーツ(バンパー・モール)の劣化• 機関・構造• エンジン状態(始動性、異音)• 足回り、ブレーキ、下回り腐食• 内装、シート、ダッシュボードの劣化純正状態の保持状況57平田 雅己(学芸・企画1グループ)写真1 トヨタ セリカ ZZT231型写真3 エンジンルームⅢ:「クルマ文化に触れる場づくり」ー保存継承活動 1写真2 入手時外観写真4 内装写真5 下回り1はじめに2事前調査による補修範囲の決定トヨタ セリカ ZZT231型(1999年 日本)の修復について
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