トヨタ博物館 年報2025
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トヨタ博物館富士モータースポーツミュージアム開催日:2025年10月12日(日)~13日(月) 場所:名古屋市 久屋大通公園 2022年に始まったコッパチェントロジャポーネは、自動車産業の盛んな名古屋の中心部にある久屋大通公園を拠点に、自動車文化を愛でるイベントとして開催され、世界のクラシックカーの展示とコンクールデレガンス(品評会)、パレードランが行われている。2025年のコッパチェントロジャポーネにトヨタ博物館として初めて出展し、2025年のテーマの一つである終戦80周年にちなみ、戦後にモータリゼーションを迎え、この地域が自動車産業で発展したことを表現する展示を企画した。 戦後80周年の自動車のあゆみを代表する8台の収蔵車を展示しつつ、ステージイベントとして榊原館長が「戦後、挑戦してきたクルマたち -終戦80周年と自動車-」と題して、8台にまつわる下記のエピソードを対談形式で紹介した。 また、展示エリアでは当館で開催中の企画展の周知を図る活動も行った。• トヨタAC型乗用車(1947年式)トヨタ初の乗用車であるAA型(1936年)を発展させたAC型は、戦時中は一般向けの生産が禁止されていたが、戦後に外国貿易代表団の足として生産が許可され、戦後初の国産乗用車となった。• トヨペットSA型乗用車(1951年式)戦後のマイカー時代の到来を見据えて新規に開発され、AC型よりも小型で斬新な構造のシャシーやエンジンなどを取り入れた乗用車である。また、このSA型から「トヨペット」という愛称が使われた。• トヨペットクラウンRS(1955年式)戦後新規開発したSA型の反省を活かし、出力を向上させたエンジンと耐久性のあるシャシーを取り入れたクラウンは、タクシー需要も取り込む設計としたこともあって好評を得て、本格的な量産車の出発点となった。• トヨタ2000GT(1969年式)1960年代、貿易自由化の流れを受けて国際競争力の強化が求められる一方で、高速道路の開通や日本グランプリの開催により高性能車が望まれる中、高性能なグランツーリスモとして2000GTが開発され、世界水準の高性能車として評価された。• トヨタセリカリフトバック(1973年式)1966年に始まったモータリゼーションは、1970年前後には経済成長の波にも乗りつつファミリーカーからスタイリッシュな2ドアクーペに広がり、国産初のスペシャリティカーとしてセリカが登場した。• トヨタセルシオ(1989年式)1980年代に輸出や海外生産が増える中、海外の車に負けない高速走行性能や品質が求められるようになり、各社が開発に取り組む中、抜きんでた静粛性とエアロダイナミクスを有するセルシオは海外プレミアムブランドに影響を与えた。• トヨタプリウス(1998年式)1970年代の排ガス規制を機に、環境性能は車の新しい価値基準の一つとなったが、21世紀のクルマの動力としてエンジンとモーターで走行するプリウスは世界初の量産ハイブリッドカーとなった。53谷中 耕平(学芸・企画1グループ長)Ⅱ:「クルマ文化に触れる場づくり」ー館外イベント出展 31出展の狙い2出展内容館外イベント出展:コッパチェントロジャポーネ

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