トヨタ博物館富士モータースポーツミュージアム③その他 演出面では、BGMに「ひらけポンキッキ はたらくくるま1・2・3」を使用した。本楽曲は子どもから大人まで幅広い世代に知られている“はたらくくるま”の名曲であり、展示空間に親しみやすさと期待感をもたらす効果を狙った。 また、展示する車両の背景演出として、ロンドンタクシー、ジープニー、トゥクトゥクの背面に、それぞれイギリス、フィリピン、タイの街中を実際に走行する様子を写した写真を拡大し、バナーとして設置した。実際の都市風景と組み合わせることで、各車両が活躍する現地の暮らしや文化を想像できる空間とし、展示室内で小さな旅をするような感覚を味わってもらえるよう工夫した。 会場内には案内スタッフが常時1名体制であったことから、来場者が自ら乗降する運営方法とし、安全性を最優先に検討した。乗車側にドアがある車両についてはドアを撤去し、計器類やレバーなどの備品については養生を施すことで、来場者のけが防止および車両保護を行った。これらの車両の養生作業は、当館の整備スタッフが担当した。 養生作業を進める中で、車内が暗くなる点について整備スタッフからLEDライト設置の提案があり、安全対策にとどまらず、来場者の体験環境にも配慮した改善が行われた。 一方で、これらの安全対策や照明の設置は、車両本来の状態とは異なる部分を生じさせることから、展示としてこれでよいのか悩む点もあった。しかし、幼児の来館が多い状況を踏まえ、来場者の安全を最優先とした。主な車両保護の内容 会期47日間を通じて、未就学児12,082人、小学生4,485人が来館し、多くの子どもたちに原体験を提供する機会となった。 この期間中の来館者推移をみると、平日と休日で来館者数に明確な差が見られ、土日祝日を中心に来館が集中する傾向が確認された。来館者数は、8月に前年比148%、9月も149%となっており、本体験イベントが来館者数増加の一因と24(4) 車両保護・照明設置(1) 来館者数写真16・17 消防車写真20・21 ハイウェイ・パトロールカー写真24・25 ロンドンタクシー写真18・19 救急車 写真22・23 トゥクトゥク写真26・27 ジープニー3結果
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