トヨタ博物館富士モータースポーツミュージアム 企画展示室に入る来館者の目にまずとまるメインビジュアルには、海外から見た日本を代表する象徴として富士山や鳥居をデザインに用い、配色も日本人視点では若干違和感のある色遣いとした。壁から展示車両が突き出してくる展示手法はラリー車の企画展示でも用いた手法であるが、来館者に写真撮影用のフォトブースとして使っていただけるような展示構成とした。メインビジュアルとともに配置する車両は、前半期は海外でのJDM人気の象徴ともいえるスカイラインGT-R(BNR32型)を、後半期はアニメでも人気の高いスプリンタートレノ(AE86型)を配置した。 メインビジュアルの右手に進んだところに配置したのは、’80年代から’90年代の日本車が人気となっている理由を解説するパネルである。このパネルではアメリカのLane Motor Museumが世界自動車博物館会議で発表したアンケートデータを利用させていただいており、アンケート結果によるとアメリカの日本車コレクターが日本車を愛する理由は4つある。• デザインの良さ• 技術力の高さ• 希少性• 維持のしやすさ 日本車が古くから大事にしてきた「信頼性が高くて壊れにくい」をベースに、デザインの良さや技術力の高さという面が加わって人気が加速してきたといえる。特に、’70年代以降生まれの世代は、日本車が生まれた時から家にあった世代であり、こうした世代がクルマに乗るようになり、ゲームやアニメでも活躍した日本車を持ちたいという思いが重なり日本車人気が高まったと考えられる。 自由意見で寄せられていた「Pop Up Light(リトラクタブルヘッドライト)」や「Kick a vibe!!(気分が最高に盛り上がる)」といった印象的な言葉は英語のまま吹き出し文字で配置した。 ここまでのJDMとはどのような現象で、どのように広がり、どのような理由で人気になったのかをひととおり理解して15(5) 企画展示室メインビジュアル(6) JDM車人気についての解説パネル写真9 JDMの広がり解説1写真11 メインビジュアル前半写真10 JDMの広がり解説2写真12 メインビジュアル後半
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