トヨタ博物館 年報2025
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トヨタ博物館富士モータースポーツミュージアム開催日:2025年4月1日(火)~2026年3月31日(火)場所:富士モータースポーツミュージアム整備場 富士モータースポーツミュージアム(以下FMM)展示車両の動態保存に向けた取り組みを推進する中で、2024年にトヨタ2000GT谷田部スピードトライアル仕様車の定期的始動確認による動態維持を確立した。2025年4月にGRマーケティング部より、GR新型車発表に伴うプロモーションCM撮影に同車を使用したいとの打診があった。撮影テーマはトヨタのフラッグシップスポーツカーの「式年遷宮」。時代は変わってもその魂は引き継がれている、という想いが込められている。FMMのPRにもつながると判断し承諾。ただし撮影には高速周回路でのバンク走行が伴うため、この機会に安心して走行ができる状態まで整備を行い、あわせて損傷のあった外装の修繕も実施することとした。 当車両の各部のコンディション(下記参照)を踏まえると、長期にわたり重整備が行われていなかったと考える。• エンジン周り:ラジエーターホース、燃料ホース、オイルクーラー等のホース類に交換が必要。• シャシー、下周り:ステアリングラックブーツをはじめ、各ゴムブーツ類の劣化損傷が激しく、新品交換を要する。また、ブレーキキャリパーおよびパッドはレース専用品であり、パッドの手配が必要。• コックピット周辺:水温・油温・油圧の各メーターが不動。信頼性の高いメーターへの換装または追加が必要。• 外装:フェンダー周辺に塗装の浮き、ひび割れ、剥がれが目立ち、再塗装を要する。• タイヤ・ホイール:車両製作時のグッドイヤー製タイヤとマグネシウム製ホイールを装着しており、経年劣化に伴う 安全性の確保が心配。141富士モータースポーツミュージアム 長谷川 伸、小宮山 泰央(1) 現状確認写真1 エンジンルーム 配管類経年写真2 サスペンションまわり ゴム部品の劣化・損傷Ⅱ:「クルマ文化を知る」ー保存継承活動 11背景と狙い2実施内容FMM展示車両の動態保存に向けた車両整備と CM撮影に伴うテストコース高速走行への対応

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