トヨタ博物館 年報2025
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トヨタ博物館富士モータースポーツミュージアム 開催日:2025年4月18日(金)~8月31日(日)場所:富士モータースポーツミュージアム 1階 日本グランプリゾーン 1966年に開業した富士スピードウェイ(以下、FSW)は、当初アメリカのインディアナポリスのようなオーバルコースをモチーフとしたハイスピードサーキットとして設計された。特に巨大な「30度バンク」を備えた第1コーナーは、時速200km以上で進入する凄まじいスピードとスリルを伴い、観客を釘付けにした。中でも1966年から1969年にかけて開催された「日本グランプリ」は、レースの結果が市販車の販売力に直結した時代であり、各自動車メーカーは「モンスターマシン」と称されるプロトタイプ・レーシングカーを投入、有力プライベートチームも海外から高性能スポーツカーを導入して参戦した。 特に「T・N・T対決」とも呼ばれたトヨタvsニッサンvsタキ・レーシングの闘いに日本中が注目。レース開催日には10万人を超える観客が来場し、スタンドのみならずコース脇の土手までが人で埋め尽くされるほどの熱狂に包まれた。 本企画は、FSWに隣接するミュージアムとして当時の興奮と熱狂を継承すべく、特別展示を通じて往年のファンのみならず、当時を知らない世代にも来館のきっかけを提供することを目的として実施した。 現存する当時の実車展示を最優先とし、自動車メーカー各社および、ヒストリックカー・イベントに参加している個人オーナー様へ協力を打診。以下の貴重な車両展示を実現した。あわせてFSW所蔵の「日本グランプリ当時の写真」を活用し30度バンクをイメージしたポスター製作、展示場の壁紙装飾更新、スライドショーによる画像公開を実施。さらに1969年の日本グランプリスタート時のエンジンサウンドと実況アナウンスの発信、床面へ当時のコースレイアウトを模写するなど臨場感あふれる演出にこだわった。 また、実車が現存しないクラスについても、ツーリングカーで活躍したプライベーターの賞典を写真と実物で紹介した。124富士モータースポーツミュージアム 小宮山 泰央Ⅰ:「クルマ文化を伝える」ー展示活動 1写真1 1967年 日本グランプリ写真2 1968年 日本グランプリ写真3 1969年 日本グランプリ1背景と狙い2実施内容企画展「日本グランプリ展:蘇る熱狂の60’s 富士」

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